DIGITAL BUSINESS BLOG

今や企業が生き残るためにはデジタルトランスフォーメーション(DX)を通した生産性の向上が必須となっています。これを実現するにはコンテンツ・経営データと連動する総合的なデジタルマーケティング戦略の策定と検証・実施が不可欠です。当ブログでは、DXやデジタルマーケティング・集客などマーケティング担当者が直面する課題解決に役立つ情報をほぼ毎日更新していきます。

リードジェネレーションに最適なツールである「アタレル」。その性能とは?

2021年1月13日 (公開 :2021年1月13日)

顧客の獲得競争が加熱している現代では、質の高いリードをいかに多く取るのかが売上のために大切な要因の一つになっています。自社の商品やサービスを知らない顧客との接点を持つためには、相手のことを知り、動きや出方を研究することが必要になります。

リードを獲得するための方法として「リードジェネレーション」があります。リードジェネレーションとは、自社の商品やサービスに興味をもつ見込み顧客の獲得を目指すことです。例えば、名刺交換や展示会、セミナーなどによって、人の目につくような場所でアピールを行うこともその一環だといえます。リードジェネレーションを行うにあたって最適なツールと言われている「アタレル」についてご紹介します。

 

Webマーケティングを取り巻く環境の変化

また、最近ではSNSや企業ブログといった企業のオウンドメディアでの有益な情報の発信をすることにより、見込み顧客を増やす取り組みが行われています。昨今ではインターネットの急速な発展により、ユーザーの情報収集の方法もWebを使ったものに変化してきました。これにより、ユーザーの悩んでいることや必要な情報をメディアによって記事としてWeb上に提供することで、サービスの認知やファンを作ることができるようになっています。特に最近では新型コロナウイルスの影響により、イベントの開催や訪問での営業活動などのオフラインの取り組みを行うことが難しくなってきています。そんな中、オンライン上でのWebを活用したマーケティングがますます期待されています。

 

アタレルとは

アタレルはリードを獲得する上で大切な4つのマーケティング視点から、営業活動を行うインサイドセールスとフィールドセールスの双方をサポートするクラウドサービスです。

営業活動における「売上をあげたい」や「人件費を削減したい」というニーズから、「新しくインサイドセールスを導入したい」や「営業活動での進捗管理ができていない」といった課題の解決に役に立たせることができます。このように、営業活動やマーケティング、管理業務においてツールを用いることで、それぞれの業務を効率よく遂行することができるようになります。

 

アタレルの4つの特徴

アタレルにはリードジェネレーションを効率よく行うことができる4つの特徴があります。特徴である「訪問企業の表示」「営業リスト作成」「リードジェネレーション」「進捗の管理」をそれぞれ紹介していきます。

 

サイトを訪問した企業の表示

アタレルが行うシステムの1つ目として「自社Webサイトにアクセスした企業情報の表示」が挙げられます。自社のHPやLPといったWebサイトにアクセスした企業を、IPアドレスから調査することができます。これにより、滞在時間や離脱した場所を把握することができるので、離脱ポイントからのサイトの改修が行え、より興味の強い企業をピックアップした企業情報をリスト化してのアプローチが可能になります。加えてアタレルでは、今日の来訪社数や昨日の来訪社数、一月の来訪社数を表示することができ、データを取ることが可能です。12万社以上の企業情報を保有していることから、自社に興味をもった企業を特定することができるので、やみくもに数をこなすだけの荷電を行う営業よりも、効率的に有望な見込み顧客を絞っての営業活動を行うことができます。

 

営業リスト

検索

2つ目に、「約160万社のデータベースからのリスト作り」ができるという特徴を挙げられます。これまでアタレルが培った全国約160万社のデータベースから、アプローチしたい企業の条件を入力することによって営業リストを作成します。条件には「業種」「資本金」「売上高」「従業員数」「上場の有無」「所在地」といったものを指定することができます。これによって、自社近くの訪問しやすい企業や、自社とより相性の良い企業に絞っての営業活動が可能でき、また、既存顧客の情報はCSVからアップロードすることで、そのまま引き継いでの管理も可能となります。

 

リードジェネレーション

検索

アタレルではリードジェネレーションを行うために必要な機能を多数取り揃えています。リードジェネレーションを行うためには、メールアドレスや電話番号といった相手企業の情報が必要になります。こうした問い合わせフォームのURLやメールアドレスといった情報をアタレルのデータベースでは160万社以上保持しているため、それぞれを自身で調べながらメールを送ったり電話をかけたりの手間を省くことができるというメリットがあります。アタレルでは「広告配信や電話、メールでのアプローチ」が可能です。作成した営業リストの中から、対象企業との問い合わせ手段を複数選択し、さらには複数の企業に対して同時にアプローチをすることができるので、短時間かつ安価でこれらのプロセスをおこなえます。

 

進捗管理

進捗管理

4つ目に「進捗管理」をすることが挙げられます。例えば、一人で数個程度の案件を抱えている場合には、それほど管理が大変になることは少ないでしょう。しかし、複数人で10件以上の案件を抱えている場合には自身での把握を含めて、複数人での共有にも工夫が必要になります。アタレルでは情報の入力欄に荷電のログや次回行うべきアクション等を入力することで、顧客とのやり取りをスムーズに行うことが可能になります。そのため、管理をしている顧客においては、期間が空いた顧客からの突然のアクションにも対応することができるのです。加えて、コールやメールの履歴、商談結果をレポートとしてまとめられます。

インサイドセールスとフィールドセールスの人員を分けて営業活動を行っている会社も多くあります。アタレルでは案件の進捗状況を共有管理する機能によって、アクセスすれば、どの部署の人がみてもひと目で状況を把握することができるので、インサイドセールスとフィールドセールス間での引き継ぎをスムーズに行うことができるほか、部署間での行き違いを防ぐことも可能になります。

 

アタレルに適した企業の特徴

この章ではアタレルに適した企業の特徴を3つ精査して紹介していきます。1つ目に「人手が不足している企業」が挙げられます。少子高齢化に伴い、労働人口も2045年までに5000万人、2065年には4000万人に減少すると言われています。これまで以上に女性の活躍がなされるようになり、機械への移行が多くの分野で進むなかでも日本においては人手不足が深刻になると予測されています。しかし、なるべく人の力を使う部分は、より重要なところに注力したいのが企業の本音です。リード獲得などの初期マーケティングはアタレルなどのツールを用いることで、なるべく人の力が必要になる営業活動などに時間を使えるようになります。また、アタレルでは一斉メールの配信代行を行うことができるサービスがあるので、人手不足に加えて、人件費を抑えたリードジェネレーションを行うことができます。そのほか、代行できるものとして電話、DM送付、問い合わせフォームの入力、ファックスが可能です。

2つ目に「Webサイトが見られていない」という悩みを持つ企業におすすめです。せっかく作成したHPや企業ブログも、見てくれる人がいないと成果をあげることはできません。ましてや広告費を高く払っているのに効果が出ていない場合や、誰が訪問しているのかわかっていないといったことが起こっているのではないでしょうか。企業のHPを見てもらう効果的な施策として、企業を指定した広告配信があります。リスティング広告やアドネットワーク、ディスプレイ広告といったさまざまな種類の広告がある中で、自社における運用は多くの知識や労力が必要になりとても大変です。アタレルではWebサイトへの訪問を増やすために、特定の企業に対して広告を配信することができます。これにより、広告の知識が少なくても、細かなターゲティングをしての配信が可能で、コストも少なく運用することが可能です。加えて、LPなどのWebサイトへのアクセスのあった企業の情報を開示して、営業リストに追加・アプローチができる仕組みになっています。

最後に「アプローチができていない見込み顧客が多くいる場合」です。ある調査では、一度商品やサービスに興味を持っていたユーザーが一度購入を見送ったり、フォローをやめたりした場合、2年以内に80%のユーザーは競合から商品を購入しているというデータがあります。数あるサービスの中から見つけてもらうだけでも容易ではない中、こうした機会損失を生んでしまうのは非常にもったいないことです。アタレルでは見込み顧客に対して広告配信も行えます。また、訪問してくれたユーザーを営業リストに追加して、メールや電話を用いたアプローチを行うことで、徐々にニーズの強い顧客へと育成できる仕組みになっています。一括でのアプローチが可能であるため、ニーズの強い見込み顧客を放置して、タイミングを逃すといったことが少なくなり、これにより、集客コストのロスを大幅に減らすことを期待できます。

 

まとめ

リードジェネレーションには多くの手間がかかるので、全部自社で賄うのは大きな労力がかかります。不得意な分野や人員が不足している場合には、営業のブラックボックス化にもなりかねないため、積極的にツールを活用するのがおすすめです。まずは自社の集客や営業活動における苦手なところを把握していきましょう。

アタレルでは、データのみを活用する「データベースプラン」と電話や問い合わせフォームを活用してアプローチをかける「メール、問い合わせ設定代行プラン」があります。それぞれ「ミニミニ」から「プレミアム」まで6種類の料金体系が用意されているので、自社にあったアプローチ方法から料金を選択することができるのも大きなメリットになります。また、電話やメールをつかったアプローチでも問い合わせ方法に変化を入れると結果が変わることもあります。アタレルでは架電のトークスクリプトやメールの提案文章を全体設計から判断してアドバイスをする「営業力強化プラン」もあります。

これまで営業やマーケティング活動が伸び悩んでいると感じているなら、アタレルを導入して、営業とマーケティングの効率化を図ってみてはいかがでしょうか。

Topics: デジタルマーケティング, インサイドセールス

伊藤孝介
執筆 伊藤孝介

セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。Webマーケティング・集客戦略をストーリーテーリングという手法を使って実践。マーケティング系ライター歴7年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。