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集客に高い効果を発揮!HubSpotのSNS連携の使い方

2021年8月6日 (公開 :2020年10月23日)

デジタルマーケティングにとって、今やSNSは必要不可欠なもの。中でもLINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokは、代表的なSNSとしてよく利用されています。情報の発信は個人だけでなく数多くの企業も行っており、SNSを無視したマーケティングは、もはや成り立たないぐらいになっています。HubSpotには、このSNSマーケティングを支援する機能が備わっています。ここではHubSpotのSNS連携の使い方についてご紹介します。

📚 目次
  1.  
  2.  1 公開サポート機能
     2 モニタリング機能
  3.            A  自社の社名や商品
  4.            B  SEOの重要キーワード
  5.            C  顧客やリード
  6.            D  ライバル会社
  7.            E  インフルエンサー
  8.  3 レポート機能
  9.  4 設定方法
  10.            A  SNS連携の設定
  11.            B  公開方法の設定
  12.  5 まとめ
  13.  

 

公開サポート機能

ブログやランディングページを作成し公開したとき、その内容を簡単にシェアできる機能がついています。ブログとSNSを連携しておけば、ブログを新規で作成するごとに自動でシェアが可能で、いちいちSNSに貼りつけるなどの手間はかかりません。もちろん時間指定もできるので、最適なタイミングでSNSでの発信が可能です。Bitlyと連携しておけば短縮URLも自動でつけられます。対応しているのはFacebook、Twitter、Instagram、LinkedInとなっています。LINEも「webhook」を使えば連携できます。

 

モニタリング機能

マーケティングに必要な言葉をTwitter上でモニタリングすることができます。これを使えば、自社のことがどんな風に発言されているのか、インフルエンサーがどんな内容を発信しているのか、コンタクトが自社や商品に関することをつぶやいているかなどをモニタリングできます。使い方の例を挙げてみましょう。

 

A 自社の社名や商品

自社の名前や商品がつぶやかれているのを見ることができます。例えば自社の商品がHubSpotであれば、TwitterでHubSpotについてつぶやいている人を抽出できます。自社の商品について発言してくれていることを理由にして、いいねをつけたり、メッセージを送ったりすることで関係を作ることが可能です。

 

B SEOの重要キーワード

オウンドメディアを展開している中で、重要なキーワードとして設定している言葉があると思います。そのキーワードを登録しておけば、HubSpotが自動でツイートしている人を抽出してくれるのです。いいねやフォローをすることで、フォロワーになってもらい、自社のブログやホームぺージに誘導することができるようになります。

 

C 顧客やリード

CRMで作成した顧客やリードのリストを使えば、自社に関連した内容を発信したときに、いいねやメッセージを送ることが可能になります。ポジティブなツイートだけでなくネガティブなツイートもあるでしょうが、それらをフォローすることで顧客やリードの不満を解決する手助けとなります。

 

D ライバル会社

ライバル会社のツイートをモニタリングすることで、その動向を分析できます。新商品やキャンペーンでSNSを利用することは確実ですので、いち早くその情報を入手することができるようになります。

 

E インフルエンサー

注目したいインフルエンサーのリストを作成して登録すれば、そのインフルエンサーのツイートだけをモニタリングすることができます。最先端の情報を発信することが多いので、いち早く業界のトレンドを把握することが可能です。

 

レポート機能

標準搭載としてオーディエンス、記事数、コミュニケーション数(いいねやコメントの数)、クリック数、シェア数、インプレッション(Facebook、Instagram、LinkedInの閲覧数)、セッション数(Twitterによって誘導された数)、新規コンタクト数がレポートされます。それぞれのSNSツールごとでも全体でもレポート作成が可能です。YouTubeと連動すればYouTubeのレポートも作れます。

 

設定方法

SNSと連携するための設定方法を解説します。

A SNS連携の設定

1.右上の「設定」を押し、左側のマーケティングの中の「ソーシャル」を押すと下記の画面になります。登録しているSNSが表示されますが、新規でSNSを登録する場合は「アカウントを接続」をクリックします。

SNS設定1

 

2.「アカウントを接続」をクリックすると下記の画面になります。登録するSNSの種類を選びましょう。

SNSの選択

3.例えば「Linked in」なら下記のような画面になります。メールアドレスやパスワードを入力してサインインしましょう。登録が終われば1の画面に登録したSNSが表示されます。

Linked in

 

B 公開方法の設定

「公開」タブを押すとどのように公開するかを設定できます。時間のスケジュールなら一番上の「スケジュール」で時間を設定します。デフォルトで11:00、14:00、16:45が設定されていますが、「時間の追加」をクリックすると任意の時間を選ぶこともできます。ここではその他、自動公開や短縮リンク付きでの公開なども選択することができます。

公開設定

 

まとめ

HubSpotを使ったSNSマーケティング支援の方法をご理解いただけたでしょうか?情報の発信だけでなく、リードや顧客とのリレーションを保つためにもSNSは極めて重要です。自社の商品を購入していただいた後で、顧客が発信する情報は極めて重要であり、LTVを向上するためにもアフターフォローとして使うべきです。Twitter連携をしておけば、ツィートのモニタリングができますので、ぜひ利用して“自社ファン”の拡大維持に努めるようにしましょう。

 

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Topics: HubSpot, 集客

デジタルブログ編集部
執筆 デジタルブログ編集部

ゼクシィネットなどの数多くのメディア制作に携わった後、Investing.com日本版編集長。現在はデジタルマーケティング統括責任者。メディアで培ったノウハウを生かし、HubSpotを中心としたデジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、インサイドセールスなどを中心に執筆。HubSpot導入コンサルタントとしても活動中。