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Amazon Payの設定方法とメリットとは

2021年2月4日 (公開 :2021年2月4日)

2013年に「Amazon」発祥の国・アメリカ合衆国で「Amazon Pay」のサービスがリリースされ、2年後の2015年に日本でもサービスが展開され始めました。「Amazon Pay」が日本でサービスが展開されてから5年の間で日本国内での導入事業者が1万社を超えるなど、驚異的なスピードで拡大されています。Shopifyでも利用できるため、Amazon以外のネットショップなどでも数多く使われています。

そんな中、Amazon Payにはどのような特徴があって、どのように使えば良いのかを把握したいという方が一定数いるかと思います。そこで本稿では「Amazon Payを利用するメリット」や「設定方法」について初心者でも理解できるように解説していきます。

この記事を読むことで、Amazon Payの基礎知識だけでなく、どのような使い方ができるかなど全般的な知識を習得できます。

 

Amazon Payとは 

Amazon Payとは、Amazonに登録されている名前や住所・クレジットカード情報を元に、様々なショッピングサイトで買い物ができるサービスです。(過去は「Amazonペイメント」という名称でしたが、現在は「Amazon Pay」に変更されています)

Amazon Payを利用することで、Amazonと連携しているamazon以外のショッピングサイトで、住所やカード情報の登録を行わなくても決済できるようになります。 また、実店舗でも利用できるようになり、利便性が高くなりました。

Amazon Payに対応しているショップを知りたい方は、Amazonの公式サイトで見つけられます。対応しているショップは豊富にあり、アパレルや日用品、アウトドアまで様々なカテゴリーに対応されています。

 

支払いや手数料について

Amazon Payの支払いは「クレジットカード」と「Amazonギフト券」です。使用できるクレジットカードの種類としては、Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Clubの5種類。これまでAmazon Payはクレジットカード決済のみの対応でしたが、2020年からAmazonギフト券での利用も可能になるなど、支払い方法も選べるようになりました。また、Amazon Payで商品を購入しても、手数料などの追加費用はかからないので、安心して利用できます。 

 

Amazon Payを利用する4つのメリット?

Amazon Payの概要がわかったことろで、Amazon Payの利用でどんなメリットがあるのかを理解しましょう。なお、ここでは事業者側ではなく、ユーザー側から見たAmazon Payを利用するメリットに焦点を当てています。これからAmazon Payを導入しようとお考えの方向けの内容です。

”ユーザー目線”から見たAmazon Payを利用するメリットは以下の4つです。


  1. 1.登録情報の入力の手間を省ける
  2. 2.最先端のセキュリティ対策を講じている
  3. 3.店舗でQR決済の利用ができる
  4. 4.クレジットカードのポイントを貯められる

これだけでは内容が抽象的すぎるので、上記の4点を下で深掘りしていきます。

 

登録情報の入力の手間を省ける

 

最も大きな「Amazon Pay」のメリットとして、Amazonアカウントの登録情報を使って他のオンラインショップで決済できるサービスがあることです。通常、オンラインショップで商品を購入する際は、カード情報や送り先の住所、電話番号などを登録が必要になります。しかし、Amazon Payを利用することで、これらの入力情報の工数を省くことができるため、ショッピングが圧倒的に楽になります。

普段からネットショップで買い物をする方にとっては、財布からカードを出して必要情報を入力しなくて済むのでので非常に使い勝手が良くなります。

 

最先端のセキュリティ対策を講じている

世界トップクラスの大企業である”GAFA”の一つである「Amazon」は、世界中の膨大な個人情報を取り扱っているため、最先端のセキュリティ対策を講じています。というのも、登録クレジットカードの情報は利用した店舗ではなく、Amazon側が管理しているため、個人情報漏洩のリスクも最小限に抑えらるのです。ネットで個人情報を登録するのを避けてきた方でも、最先端のセキュリティ対策がされているAmazonが管理しているAmazon Payなら安心して利用できますね。

 

実店舗でもQRコード決済が利用可能に

2018年にAmazon Payのスマートフォン決済で、実店舗での決済も可能になりました。 具体的には「Amazonショッピング」というアプリをスマホに入れて、実店舗での会計時にアプリ内で表示されるQRコードを使って買い物ができます。Line Payや楽天Payと同じような機能です。

まだ事業側で完全に普及しきっていないということもあり、どこでもAmazon Payを利用できる訳ではないのが残念なところ。しかし、少しずつ利用できる店舗が増えているので、自分が頻繁に買い物をする店舗の対応状況をチェックしてみましょう。

 

クレジットカードのポイントを貯められる

Amazon Payを利用した分だけ紐付けられているクレジットカードのポイントを貯めることができます。また、Amazonで利用することで還元率が上がるカードもあるので、Amazonのヘビーユーザーは紐付けるカードをもう一度検討し直すのも良いでしょう。なお、ポイントは登録されているクレジットカードに付くのであって、利用店舗のポイントではないということは注意しておきましょう。

 支払いイメージ

設定方法 

ここでは、Amazon Payの設定方法と対応しているショッピングサイトで決済する方法について解説していきます。まず大前提として、Amazon Payの設定を行う前に、Amazonのアカウントをお持ちでない方はアカウントを作るところから始めましょう。

すでにアカウントを持っている方は、簡単にAmazon Payの利用が可能です。

Amazon Payと連携しているショッピングサイトで商品を選ぶ(公式サイトにAmazon Pay対応のショップが確認できます)。

  1. 1.支払い方法を「Amazon Pay」に設定する 
  2. 2.Amazonアカウントへのログイン画面が表示されるのでログインする
  3. 3.Amazon Payに登録されている送り先の住所やクレカ情報をチェックする
  4. 4.決済完了 

上記の手続きは、初めてAmazon Payを利用する時だけ必要で、2回目以降は上記の手続きは不要です。

Amazonには無料会員だけでなく「Amazon prime」の有料会員サービスも存在しますが、Amazon Payはどちらにも対応しています。 

 

  実店舗でのAmazon Payの使い方

次に、Amazon Payを実店舗で利用する際の使い方について解説していきます。

Amazon Payを実店舗で利用する際は、AmazonショッピングアプリのQRコードが必要になります。まだアプリをインストールしていない方は、スマホにアプリを入れることから始めましょう。簡単5ステップで完了します。難しく考えず下記の手順で進めてください。

  1. 1.Amazonのアカウントをお持ちでない方はAmazonのアカウント作成をする
  2. 2.スマホでAmazonショッピングアプリをダウンロード&ログイン
  3. 3.画面左上に表示されるメニューから「すべてを見る」を選択する
  4. 4.「Amazon Pay」を選択する
  5. 5.画面に表示されたQRコードを実店舗での会計時に提示する

このように、設定方法はかなり簡単なので、会計を楽にしたいという方は是非試してみてください。

 

明細や領収書が必要なケース

オンライン・実店舗どちらも、Amazon Payでの買い物の領収書や明細は購入先に発行してもらいます。ショップによって領収書の発行方法が違うので、領収書や明細が必要なケースは、事前にチェックしておくことをおすすめします。

 

まとめ

この記事では、Amazon Payの概要やユーザー目線で利用するメリット、また具体的な設定方法などを述べてきました。ショッピングサイトで頻繁に買い物をする方などは、Amazon payを導入することで、買い物の手間を省けるなど多くのメリットがあります。また、設定方法もかなり簡単で、この記事の記載されている設定方法の通りに進められれば、3分も掛からない内に登録を完了できます。世界的不況の中でも業績が上がっているAmazonはこれからも多くのサービスを提供し続けると思います。今の内に登録しておくことをおすすめします。

Topics: Amazon

ECブログ編集部
執筆 ECブログ編集部

ShopifyやAmazonなどECに関するブログを制作するチームです。デジタルマーケティングに詳しく、とくに集客ノウハウに強みを持ちます。

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