インバウンドマーケティングとは

先駆者であるHubSpot社は、「インバウンドマーケティング」を「自社のビジネスと消費者にメリットをもたらす、価値あるマーケティングプロセスを構築するための手法」と述べています。言い換えれば自社のサービスやコンテンツに興味を持つ可能性のある潜在的な見込み客(プロスペクト)に対して、ブログやSNSなどで発信するコンテンツを通して興味を惹きつけ、自ら検索してもらって発見してもらい顧客化するマーケティングとなります。似た用語として「コンテンツマーケティング」がありますが、意味としてはほぼ同じといっていいでしょう。「インバウンドマーケティング」はコンテンツで見込み客を惹きつけ商談を通して顧客化するまでのプロセス全体のことをいうのに対し、「コンテンツマーケティング」はコンテンツで見込み客を惹きつける手法そのものを指します。

「インバウンドマーケティング」の逆の概念として「アウトバウンドマーケティング」があります。これは、テレビの広告やダイレクトメール、電話アポなどプッシュ型の手法で行うマーケティングを指します。従来はアウトバウンドマーケティングが中心でしたが、消費者は情報が氾濫する時代にあって、一方的に送られてくる情報に興味を持たなくなってきています。例えば家電を買いに店に行ったとき、店員にこの商品どうですか?としつこく声がけされるより自分で商品を見てカタログで性能を確認する方がよいという方が多いのではないでしょうか? インターネットが発達し、消費者が「検索」できる時代になったからこそアウトバウンドよりインバウンドマーケティングの方が効果を発揮しやすくなっているのです。消費者の行動が変化し、「検索」し「共有」する時代になっているのです(AISAS参照)

marketing_img01
  • インバウンドマーケティングの方がROIが高い
  • アウトバウンドマーケティングの方がROIが高い

マーケティング費用におけるインバウンドとアウトバウンドのROIの比較 出典:State of Inbound Marketing, HubSpot, 2015

なぜインバウンドマーケティングが必要か?

「アウトバウンドマーケティング」と比べて「インバウンドマーケティング」が優れている点はなんでしょうか?

1広告コスト

「アウトバウンドマーケティング」は全般的に広告コストが割高となる傾向があります。マスメディアへの広告は、媒体にもよりますが掲載費だけで数千万以上と相当な高額となります。しかし「インバウンドマーケティング」は検索エンジンやSNSなどで検索してもらい、見つけてもらう手法になるため、広告しなくても理論上効果は出ることになります。もちろん、インターネット広告と合わせれば効果が高まることはいうまでもありません。このように広告費用の違いがメリットといえるでしょう。

2ワントゥワン(One to One)マーケティング

「インバウンドマーケティング」は、自社の商品やサービスに興味をもつ(可能性がある)人に向けて、最適なコンテンツを発信するため、受け手が欲する情報が届く可能性が高いといえます。一方で「アウトバウンドマーケティング」は不特定多数が対象になるため、受け手の興味に関係なく情報を発信することになります。そのため受け手によっては送った情報にネガティブな感情をもつリスクすらあるのが現実といえるでしょう。また「マーケティングオートメーション」を使えばワントゥワンマーケティングも可能となる点も大きな魅力といえます。

3SNSによる拡散効果

「インバウンドマーケティング」は、興味を持つユーザーに対して最適なコンテンツや情報を届けるため、受け手の満足度が高まることが予想されます。これにより受け取ったコンテンツや情報をソーシャルネットワーク(SNS)で拡散してくれる可能性があり、より効果が高まることが想定されます。

デメリットとしては効果が出るまでに時間がかかることが挙げられます。最適なSEO対策を実行したとしても検索で上位に位置されるには時間がかかります。広告であればスピーディーに発信できますが、この点が最大の弱点といえるでしょう。また、コンテンツを継続して更新していかなければ、SEOの面でも満足度の面でも効果が劣化するため、手間がかかるのも事実です。しかし、作成したコンテンツはデジタル資産となって蓄積されるため、長い目でみれば費用対効果はよいといえるでしょう。

このように「インバウンドマーケティング」は情報が氾濫する現代に合ったマーケティング手法です。もちろん「アウトバウンドマーケティング」も効果が薄れたとはいえ、まだまだ魅力的な手法であり、「インバウンドマーケティング」と合わせて行えば相乗効果も見込めるでしょう。そしてこの「インバウンドマーケティング」を効果的に実行できるツールが「マーケティングオートメーション」であり、そのニーズが年々高まってきています。

インバウンドマーケティング アウトバウンドマーケティング
手法 ホームぺージ(SEO対策)
ブログ
SNS
E-Book
動画
メールマガジンなど
広告(テレビ・ラジオ・新聞など)
ダイレクトメール
テレアポ
バナー広告
展示会など
メリット 広告コストが割安
SNSによる拡散効果
ワントゥワンマーケティングが可能
スピーディに効果を発揮
デメリット 効果が出るまで時間がかかる
コンテンツの更新が必要
広告コストが割高

ウララへの問い合わせはこちら

少しでも弊社に興味がある、販促物にお困りの企業様、お気軽にお問合せください。