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中小企業がHubSpot CRMを導入すべき3つの理由

作成者: デジタルブログ編集部|20/07/09

営業の最適化や自動化ができるCRMツール。
使えば非常に便利なものですが、会社で利用するとなると、どんなに便利でもコストがかかるのであれば、決済者を説得して理解を得る必要があります。
特に、中小企業の場合は特に新しいツールの導入ハードルは高いものです。
しかし、便利な機能を無料で使えて、ビジネスを最大限に活性化させることができるものであればどうでしょうか?
実は、世界中で利用されているマーケティングオートメーションであるHubSpotであれば、それが叶えられます!
そこで今回は、数あるCRMツールの中でも、特に中小企業が導入すべきHubSpotのCRMについて、その魅力や使い方を詳しくご紹介します。

HubSpotのCRMとは

まずはじめに、HubSpotのCRMの便利機能をいくつかご紹介します。

顧客情報(リード)管理機能

CRMツールには定番の機能ですが、HubSpot CRMでは、特に既存顧客や見込み顧客の情報を登録し、管理できる機能が充実しています。
氏名や性別、年齢といった基本情報だけでなく、さまざまな項目を自由に設定することによって、利用者それぞれのビジネス形態に応じた情報管理が可能です。
また、固定的な情報のみならず、その顧客とのメールやチャットなどのコミュニケーションも情報として記録されるため、担当者の記憶に頼った管理ではなく、チームメンバーの誰にでも簡単に引き継げるような横断的なステータス共有体制を実現します。

フォーム機能

問い合わせや資料請求のために情報を入力してもらうフォーム。このHubSpot CRMを使えば、プログラミングの専門知識などを必要とすることなく、簡単に作成して設置することができます。
他のCRMにはない、HubSpotならではの非常に便利な機能です。また、フォームに入力されたユーザーの氏名やメールアドレスなどの情報は、先ほどご紹介した顧客情報管理機能に蓄積されます。有効活用して、フォームの入力をした見込み顧客を逃すことなく、効率的に追客をしましょう。

チャット機能

HubSpotで作成したブログや問い合わせフォームを訪れた人と、リアルタイムでチャットができる機能があります。皆さんが日常的に利用するLINEやChatWorkのように、チャットを使ってスムーズなやりとりが可能です。
このチャットに対する返信は人力による手入力でのやりとりはもちろん可能ですが、よくある質問内容に対する回答を登録しておけば、チャットボットとして自動返信対応もできます。
これによってチャットの対応リソースの軽減や、時間外の問い合わせ対応を実現できるでしょう。

Eメールマーケティング機能

HubSpotのCRMなら、登録している顧客に向けてメールを配信できます。
定期的なメールマガジンや告知など、目的別にデザインもカスタマイズできるため、非常に使いやすく便利です。

それに加えて、送ったメールの分析(トラッキング)も簡単にできます。
誰がどのくらいの時間、メールを読んだか
メールのどの部分が注目されたか
メールに設置したリンクが何回クリックされたか

などの数値を、特別な設定をすることなく自動で集計可能です。
これらの数値をもとに分析をして次の施策に活かすなど、より迅速かつ効率的にPDCAを回せるでしょう。使い方も簡単で豊富な機能が揃うCRMは導入しておきたいツールです。

 

HubSpotが中小企業に向いている3つの理由

 

それではどうして中小企業にとってHubSpotが向いているのでしょうか。理由をご紹介します。

便利機能が無料!導入コストを抑えてスタートできる

中小企業となると、どんなに便利なツールであってもコストがかかるのであれば、導入には慎重になるでしょう。
しかし、HubSpotでは、これまでご紹介してきた様々な機能を全て無料で利用できます。
お試しとして無料というレベルではありません。導入しない理由はないでしょう。

成長スピードに合わせた無理なく機能を拡張できる

実際にビジネスで使い始めて慣れてくると、機能を拡張するために有料プランも利用したいと思うこともあるでしょう。
無料版でも充分な機能が備わっていますが、HubSpotには有料でないと使えない機能や、有料にすることで制限が解除されるものもあります
以下は、HubSpotのCRMを有料化によってでできることの一例です。

チャットの自動返信機能を自由にカスタマイズする

これらを利用するにも急激に大きな金額が発生するということはなく、必要な機能や拡張分に相当する金額だけで良いのです。
有料になっても無理なくそれぞれの成長スピードに合わせて利用できます。

お馴染みのツールと連携できる汎用性

HubSpot CRMだけでも多くの機能がついていて、顧客管理はHubSpotだけで充分というほどですが、これまで利用してきたサービスを連携させて利用することもできます。
中でも、Salesforceとの連携は魅力的です。
HubSpotの利用を検討しているものの既にSalesforceを利用されていたり、部署をまたいでSalesforceとHubSpotとの二元重複管理を強いられていたりする場合は、ぜひ連携してみましょう。連携することによって、双方のデータが自動同期される仕組みができます。


これによって、

データ入力の手間軽減
ステータス管理の反映漏れ防止

などの効果が見込めます。

HubSpot CRMの始め方

HubSpotアカウント開設の進め方

では、実際にHubSpotを利用するためにアカウントを開設する方法についてご紹介します。


手順1:HubSpotにアクセス
まず、HubSpotのサイトにアクセスします


手順2:HubSpot CRMを無料体験
TOPページの「無料で試す」をクリックし、表示されたHubSpotの機能一覧から、画面の一番上にある「HubSpot CRM」を選択します。
他の機能も気になって試したいということであれば、ここで気になる機能を選んで登録してみましょう。


手順3:無料アカウントを作成
続いて、HubSpotのアカウントを作成画面です。
ここでは、アカウントの基本情報(氏名・メールアドレス)を入力します。


入力が完了したら、メールアドレス宛に認証メールが届くので、それを開封しリンクをクリックしましょう。
そして、パスワードや会社ドメインなどを入力するとアカウントの作成完了です。


HubSpotログインできなくなったときの対処方法

ログインに必要な情報は、メールアドレスとパスワードの2つです。
これらを忘れてしまった場合、HubSpotにログインするためにどのような対処法が必要なのでしょうか?
それぞれの場合の対処方法をご紹介します。

A メールアドレスを忘れた場合:管理者に確認
HubSpotに登録しているメールアドレスを忘れてしまった場合は、同じチームでHubSpotに登録している管理者権限をもっている人に確認をお願いしましょう。
管理者は、チームのメンバー一覧からメンバーの登録メールアドレスを確認できます。

B パスワードを忘れた場合:ログイン画面から手続き
一方で、パスワードを忘れた場合は、自分で手続きを行う必要があります。
HubSpotのログイン画面から、パスワードの入力欄の下にある「パスワードを忘れた場合」をクリック。
そこでHubSpotに登録しているメールアドレスを入力して、パスワードの再設定を行いましょう。


まとめ:HubSpotは中小企業にぴったりの便利ツール

今回は、HubSpotのCRMについて、機能や特徴をご紹介しました。まとめるとHubSpotのCRMは、

無料でも充分な便利機能が満載!
機能を拡張したい時は必要な分だけ無理なく有料化
別のサービスとの連携でさらに便利に!


気になった方はまずは無料で試してみましょう。
HubSpotを使いこなしてビジネスをより活性化できれば、決済者を納得させることも簡単です!

最後に 

ツールは何でもそうですが、導入できでも適切な運用にはノウハウが必要なのも事実です。自社だけで試行錯誤するのもいいですが、導入運用ノウハウを持つ会社に相談すれば、成果があがるまでの時間が短縮されます。迷った場合は相談するのもおすすめです。