DIGITAL BUSINESS BLOG

今や企業が生き残るためにはデジタルトランスフォーメーション(DX)を通した生産性の向上が必須となっています。これを実現するにはコンテンツ・経営データと連動する総合的なデジタルマーケティング戦略の策定と検証・実施が不可欠です。当ブログでは、DXやデジタルマーケティング・集客などマーケティング担当者が直面する課題解決に役立つ情報をほぼ毎日更新していきます。

デジタルマーケティングに便利な無料のコンテンツ作成ツールはコレだ!

2023年5月1日 (公開 :2020年12月16日)

デジタルマーケティングを進めるにあたって、コンテンツの作成は必要不可欠です。「Webサイト」、「ブログ記事」、「動画コンテンツ」など読者にとって魅力となるコンテンツを日々増やす必要があります。しかし、コンテンツ作成は、時間がかかるだけでなく、高いスキル、そしてシステム的な改善を行わなければなりません。そこで、本記事では、デジタルマーケティングに便利な無料で利用できるツールをご紹介します。良質なコンテンツを作成したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

📚 目次
      1.  
      2.  1 Canva
      1.  2 画像AC
      2.  3 日本語校正サポート
      3.  4 ラッコツールズ
      4.  5 CopyContentDetector
            1.  6 まとめ
            2.  

 

Canva

画像作成ツールの「Canva」は、ブログ記事のアイキャッチや、バナー広告などに活用できるサービスです。画像内への文字挿入、配置変更といった編集作業を容易に行えるため、デザインやイラスト専門のプロでなくても商業的に用いる画像を作成できます。

Canvaは無料でも利用できます。アカウント作成から、実際にサービスを利用するまで基本的に利用料金が発生しないため、Web媒体で用いる画像作成にコストをかけたくない企業や個人事業主に適しています。ただし、プレミアムツールとコンテンツを無制限で利用できるプロにアップグレードをする際には、1500円の月額費用が発生する点に注意しましょう。

豊富なテンプレートもCanvaの魅力です。月額費用無料でも25万点のテンプレートがあり、有料プランなら42万点以上のテンプレートが用意されています。テンプレートを使用することで、一から画像を作成する必要が無く、初めて画像を作ってみるという方でも安心です。

Canvaの利用用途としては、「Webページのアイキャッチ」、「SNS媒体のカバー写真」、「ランディングページ」といった幅広いデジタルマーケティングツールに活用できます。さらに、無料プランでは5GB、有料プランでは100GBのクラウドストレージが利用可能で、パソコンのデータ容量を抑えられるのも、Canvaをおすすめするポイントです。

 

画像AC

画像AC」は、写真、イラスト、シルエットなどを無料で利用できるフリー素材のサイトです。会員登録やダウンロードをする際のライセンス料を支払う必要がなく、コストをかけずに使用できます。200万点以上の画像が用意されているほか、会員数は600万人を超えており、国内でも規模の大きいサービスです。

画像ACのメリットは、無料でありながら商業的な媒体での使用が許可されている点です。すべての画像には著作権が付帯しているため、商業的な利用が制限されていたり、掲載時にクレジット表記が必須であったりすることが一般的です。一方、画像ACでは、オウンドメディアでの記事や、YouTubeの動画内での使用など幅広いデジタルマーケティングに活用できます。ただし、ダウンロードした画像の再配布、企業のロゴとして使用することといった禁止事項に気をつけなければなりません。

画像ACには、無料会員プランのほかに、「プレミアム会員」と呼ばれる月額1,157円の有料会員プランがあります。無料会員プランとプレミアム会員プランの違いは、サービスの利用回数や制限です。無料会員の場合、画像検索が1日5回に制限、ダウンロードは画像の大きさにもよりますが1日最大9枚、ダウンロード時間も15秒(広告の配信)かかるなど、利用をする際に不便を強いられます。一方で、プレミアム会員の場合、画像検索回数は無制限、ダウンロード可能枚数も無制限、ダウンロードの待ち時間も0秒と快適に利用できることから、日常的に使用する方は有料会員も検討してみましょう。

デジタルマーケティング向けの用途としては、「記事のアイキャッチ」、「SNS媒体でのカバー写真」、「Webサイトのデザインに用いる」などが挙げられます。無料で会員登録できるため、実際の用途に合致するような素材があるかどうかを確認し、継続して利用したい場合には有料登録をするといった使い方がおすすめです。

 

日本語校正サポート

日本語校正サポート」とは、パソコンやスマートフォンで書いた日本語を自動で構成してくれるサービスです。使い方は至ってシンプルで、書いた文章をコピーして日本語校正サポートにドラッグをし、チェックボタンを押すだけで結果が出ます。「助詞不足」、「より平易な表記が望ましい言葉」、「禁忌」、「常用漢字以外の漢字」など文章中で書き換えるべきポイントを確認できるため、誤字脱字の不安がある場合に便利です。

日本語校正サポートは、カスタマイズ性能に優れているのが特徴です。助詞不足や漢字の表記間違い以外にも、「ら抜き言葉」、「人名表記の間違い」、「略語」といった表現に対して、校正チェックを行うかを自由に選択できます。また、一度に最大1万文字まで文章校正を行えるため、ブログ記事のような長文に関しても、複数回に分けてチェックをする手間を省けます。

デジタルマーケティングでは、日本語のミスをいかに減らすかがポイントです。どんなに内容が詰まっている文章でも、ちょっとした誤字や脱字があると価値が薄れるため注意しなければなりません。また、長文を執筆する際、途中から文章の間違いに気づかずに、書き続けることによって、最終的にミスだらけの文章になる場合も多くあります。文章の途中で校正サポートを使用し、できるだけ修正の少ない文章を目指すためにも、日本語校正サポートを活用しましょう。

 

ラッコツールズ

ラッコツールズ」とは、ライバルサイトの文字数や記事構成(見出し)をリサーチできるサービスです。オウンドメディアや個人で運営しているブログをGoogleの検索結果で上位表示を狙うには、「文字数」、「記事の構成」を意識する必要があります。ラッコツールでは、すでに上位表示されているライバルサイトの記事をチェックし、新たに記事を作成する際の参考として活用できます。

ラッコツールズを使用する際には、記事作成のタイトルに使うキーワードを入力します。たとえば、「デジタルマーケティング ツール」のキーワードを含むタイトルの記事を調べたい場合、当該キーワードを入力することで、すでに上位に位置する記事が抽出されます。抽出結果からは、「記事タイトル」、「記事の文字数」、「見出し(h2,h3...)」をチェックできるため、記事構成に悩んでいる方に便利なツールです。

ラッコツールズは、デジタルマーケティングとして必須のツールともいえます。とくに、SEO(検索エンジン最適化)マーケティングを実践する際には、ライバル記事を参考にすることが大切です。上位記事の平均文字数より多く書くことや、どのような見出しの順序が読者に好まれるかといった調査を行い、Googleの検索上位を狙いましょう。

 

CopyContentDetector

CopyContentDetector」とは、執筆した記事のコピペチェックを行うツールです。クラウドソーシングサイトで記事作成を依頼する際、Web上にある既存記事をコピーし、そのまま貼り付けて納品するライターが少なくありません。Google側で、記事のコピペは常にチェックされており、既存記事との類似点が多い場合には、新たにWeb上に掲載される記事に対してペナルティーを受ける危険性があります。

CopyContentDetectorでは、記事を執筆したあとに文章全てをスクリーニングすることで、既存記事との類似性をチェックできます。Web上に似ている文章がないかをチェックする「類似度判定」、単純な文章一致率を測定する「一致率判定」、いままでチェックした文章と比較をする「テキスト判定」の3つに項目が分けられており、このうち「類似度判定」と「一致率判定」がコピペをしているかを判定する際の重要な要素です。それぞれパーセンテージで判定を行い、50%以上で「要注意」、70%以上で「コピーの疑い」と判定されます。Googleからのペナルティーを回避するためには、50%未満の「良好」の判定になるまで、表現の書き換えや文章自体を削除しなければなりません。

オウンドメディアやブログ記事を作成する以上、故意でなくても他サイトの記事と内容が被る可能性があります。記事をWeb上に掲載する前に、CopyContentDetectorで一度コピペチェックし、適切にGoogleからの評価を受けられるという安心感を得られるのがメリットです。さらに、記事作成を外注する際には、あらかじめライターにコピペチェックを依頼し、基準値未満での提出をマニュアルとしておくことで、運営側での手間を省けます。

コンテンツツール

まとめ

デジタルマーケティングを行う際には、コンテンツ作成に便利なツールを導入することをおすすめします。無料で利用できるツールも多くあり、コストをかけずに売上アップにつなげられます。ただし、ツールを導入する際には、それぞれのツールの使い方をじっくりと調べることも大切です。どのように自社コンテンツの作成に活用できるか、どのようなメリットがあるかを熟知し、最大限に機能を使えるようにしましょう。

Topics: コンテンツマーケティング, デジタルマーケティング

デジタルビジネスブログ編集部
執筆 デジタルビジネスブログ編集部

デジタルビジネス編集部の編集者や所属ライターが執筆しています。